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【道具札】とは?

  • kannagiguri
  • 2 日前
  • 読了時間: 7分
生み出される道具
生み出される道具

【道具札】を使うタイミングや、使ったらどうなるかは気になる所です。この記事を読む事でより深く【道具札】を理解する事ができます。長い文章にはなりますが、ぜひ最後まで読んでみて下さいませ。

巫KANNAGIカードゲーム 日山亮佑



【巫KANNAGIカードゲーム】における【道具札】の詳細解説


1. 【巫KANNAGIカードゲーム】と【道具札】の概要

このゲームは、【場所札】【怪異札】【道具札】【季節札】の4種類のカードで構成されており 、それぞれが異なる役割と機能を持っています。本稿では、その中でも【道具札】に焦点を当て、その基本的な機能から使用タイミング、制限事項、そして戦略的な意義について詳しく解説します。【道具札】は、プレイヤーの手札から直接使用できるカードであり、ゲーム中に即座に効果を発揮し、戦略的な優位性をもたらす重要な役割を担っています 。


2. 【道具札】の基本的な機能

【道具札】は、プレイヤーが自分または相手のターン中に手札から使用できるカードです 。この点が、場に召喚する必要のある【場所札】や、【場所札】に憑依する【怪異札】、場に展開し続ける【季節札】といった他のカードタイプとは大きく異なります。【道具札】を使用した後は、そのカードはプレイヤーの「魂」と呼ばれる領域に置かれます 。この「魂」は、単なる捨て札置き場としてだけでなく、【道具札】の使用条件に関わる重要なリソースとなります。また、【道具札】の使用タイミングには制限があり、原則として、持ち主のプレイヤーの「ターン開始時」から次の「ターン開始時」までの間に一度だけ使用できます 。この制限により、プレイヤーは【道具札】をいつ、どのタイミングで使用するかを慎重に検討する必要があります。


3. 【道具札】の使用タイミング

【道具札】が使用できる期間は、プレイヤーのターンにおける「ターン開始時」を起点とし、次の自分の「ターン開始時」までと定められています 。なので自分のターンに【道具札】を使用していなければ、相手のターンに【道具札】を使用する事が可能です。


4. 【道具札】の使用タイミングの詳細:宣言時と召喚時

【道具札】は、ターン内の特定のアクションやイベントが「宣言」されるタイミング、その中の【場所札】が召喚される際に使用できます 。これらのタイミングを理解することは、【道具札】を最大限に活用するために不可欠です。

具体的には、以下の「宣言時」に【道具札】を使用できます 。

* 回復フェイズ: ターンの開始時に行われるフェイズであり、リソースの回復などが行われます。例:回復フェイズに発動する効果を持つカードが効果を発動する前に優先的に妨害したり強化をしたりできます。

* ドローフェイズ: 山札からカードを引くフェイズです。例:ドローする前に山札から特定のカードを手札に置き、ドローした時、特定のカードを引かずに済むようにする。

* メインフェイズ: カードのプレイや能力や効果の使用や発動など、主要なアクションが行われるフェイズです。多くの【道具札】がこのタイミングで使用されることが予想されます。

* 【場所札】攻撃フェイズ: プレイヤーが【場所札】で攻撃を行うフェイズです。

例:攻撃を行う【場所札】を強化したり、妨害を行う事できる。

* 【場所札】召喚フェイズ: プレイヤーが【場所札】を場に召喚するフェイズです。

例:どんな【場所札】が召喚されるか確認した状態で優先的に【道具札】を使う事で【季節札】の効果の発動を防ぐ事ができたり、対策などをする事ができる。

* 【怪異札】憑依フェイズ: プレイヤーが【怪異札】を【場所札】に憑依させるフェイズです。

例:憑依をする為の【場所札】を破壊する事などができる。

* 【季節札】展開フェイズ: プレイヤーが【季節札】を場に展開するフェイズです。

* エンドフェイズ: ターンの終了時に行われるフェイズですが、手札が9枚以上になった場合に8枚になるように魂に置く処理に入る前までであれば、【道具札】を使用できます 。

さらに、相手が【道具札】を使用した際にも【道具札】を使用できます。これは、相手の【道具札】よりも先に自分の【道具札】の効果を発動させたい時や、【道具札】自体の効果を無効化したりできるためです。例「血を吸ったマフラー」

さらに、召喚時効果を持つ札が召喚される際にも、【道具札】を使用できます 。これは、相手が強力な召喚時効果を持つカードを出した場合などに、即座に対応できる機会を提供します。


5. 優先順位と対象選択に関するルール

【道具札】の効果は、召喚時効果よりも優先して発動します 。

例えば、相手が強力な召喚時効果を持つカードをプレイした場合でも、プレイヤーは【道具札】を使用してその効果を無効化したりできます。例「すねこすり」

また、効果の対象を指定したり、何かを選択して効果を発動する【道具札】は、対象が選ばれた後に【道具札】を使用できます 。なので対象を選ぶ【道具札】は対象がなければ使用できません。例「血液だるま」

これにより、プレイヤーは相手の意図や選択を確認した上で、より効果的なタイミングで【道具札】を使用することが可能になります。

例えば、相手が特定の【場所札】を攻撃対象に選択した場合、その選択を受けてから、その【場所札】を守るための【道具札】を使用するといったプレイングが考えられます。例「殺生岩」「御守り藁人形」


6. 【道具札】の使用制限

【道具札】の使用にはいくつかの重要な制限が存在します。まず、攻撃フェイズ宣言時に【道具札】を使用しなかった場合、【場所札】が魂になるまで【道具札】を使用できなくなります 。プレイヤーは攻撃のタイミングに合わせて【道具札】の使用を検討する必要があります。

また、エンドフェイズにおいて、手札の枚数が9枚以上になった場合、手札を8枚になるように魂に置く必要がありますが、この手札超過の処理に移行した後は自分も相手も【道具札】を使用できません 。これは、ターンの終盤における【道具札】の使用タイミングが限られていることを意味します。


7. 【道具札】の季節とコストに関する条件

【道具札】を使用するためには、その【道具札】に記載された季節と同じ季節の札が自分の魂に存在する必要があります 。

ただし、「無」の季節が記載された【道具札】は、どの季節の札が魂にあっても使用できます 。これは、「無」の季節を持つ【道具札】が、状況を選ばずに使用できる汎用性の高いカードであることを意味します。

【道具札】を使用するためには、その【道具札】の左上に記載された漢数字の数字以下の札が自分の魂に存在している必要があります 。


8.【道具札】使用宣言とフェイズの消費

【道具札】に限らず各フェイズは「宣言」し行います。行ったフェイズが消費されるタイミングはその宣言したフェイズが宣言どおり完了した時に消費されます。

【道具札】も同様に【道具札】の使用を宣言し使用します。この際、効果によって【道具札】の使用の宣言を行うことができなかった場合のみ、その宣言は無くなり他の宣言をする事ができます。

例えば、自分の魂に5枚の魂があり、コスト伍の【道具札】を使用した時、相手の【道具札】により魂を1枚除外された場合自身の【道具札】使用の宣言は無くなり、【道具札】を使用する為の権利は消費されません。その後、他の宣言を行う事ができます。なのでコスト四以下の【道具札】を使用する事ができます。


9. 結論

本稿では、【巫KANNAGIカードゲーム】における【道具札】について、その基本的な機能、使用タイミング、制限事項、そして季節やコストに関する条件について詳しく解説しました。【道具札】は、手札から直接使用でき、様々な局面で即座に効果を発揮する重要な札種類です。その使用には、ターン内でのタイミング、攻撃フェイズとの関連性、そして魂に存在するカードの季節といった複数の要素が絡み合っており、これらのルールを理解し、戦略的に活用することが勝利への鍵となります。今回提供された情報からは、個々の道具札の具体的な効果までは把握できませんでしたが、さらなる情報収集を通じて、【道具札】の持つ多様な可能性を探求していくことが、【巫KANNAGIカードゲーム】をより深く楽しむための重要なステップとなります。


 
 
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